——Webライターを副業にして、月3万円くらい稼げたらいいな
そう考えているものの、本当に未経験から月3万円を稼げるのか、会社員をしながら続けられるのか、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
今でこそ文章で副収入を得ている私ですが、最初からWebライターとして安定した収入があったわけではありません。
ブログをきっかけに文章の仕事をいただくようになり、個人事業主として開業。その後はSEO記事やWebサイト、取材・インタビュー、ホワイトペーパーなど、さまざまな文章を書いてきました。
現在は会社員として働きながら、副業という形態でライターを続けています。
そんな私が副業Webライターとして最初の目標におすすめしたいのが、月3万円です。
みくと月3万円の副収入があれば、資産形成のスピードが早まるほか、好きなことに使えるお金が増えてハッピーになります。
もちろん、「Webライターを始めれば誰でも3ヶ月で月3万円稼げる」と言いたいわけではありません。使える時間や経験、受注できる案件、文字単価などによって結果は変わります。
しかし、3ヶ月間で「基礎を学ぶ→最初の仕事を取る→実績を作る→継続案件につなげる」と段階的に進めれば、月3万円は目標として設定できる金額です。
この記事では、会社員とWebライターを両立してきた私の経験をもとに、副業Webライターが3ヶ月で月3万円を目指すための現実的なロードマップを解説します。
案件の取り方や継続案件につなげるコツ、必要な文章力、会社員ならではの時間管理まで紹介するので、「文章を書いて副収入を得たい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
会社員×Webライターは3ヶ月で月3万円を目指せる!


会社員の方がWebライターで月3万円を、3ヶ月で達成するのは現実的でしょうか?
私は、現実的だと思います。
1ヶ月目でライティングの基礎を学びながらクラウドソーシングで仕事を受注し、2ヶ月目で増やした実績のもとに案件数を増やす。そして3ヶ月目に、月3万円から逆算した案件数をこなせば…。
これは理想論ではなくて現実的に頑張ればできる論理的な話です。



論理的ってかっこつけてますけど、要は計画性を持って頑張ればできるってことです!
私も現在は中小企業で働く会社員ですが、月に5〜6万円の収入を得ています。フリーランスとして執筆業を専門に2年ほど働いていたこともあります。
そんな私が、3ヶ月で3万円を稼ぎ出す方法を、現実的な話に落とし込んでお伝えしようと思います。
実際に私も未経験でWebライターを始めて、3ヶ月で月6万円の月収を達成しました。私の場合、もともとブログ運営をしていたことは考慮すべきですが、それでも3ヶ月で3万円というのは現実的に実現できるものだと考えます。
これからそのやり方と根拠を解説していきますので、会社員の方やフリーターの方でWebライターを目指している人は、ぜひこの先を読み進めてください。
会社員Webライターが3ヶ月で月3万円を稼ぐロードマップ


未経験からWebライターで月3万円を稼ぐためのロードマップをご紹介します。
この通りにやれば、基本的には会社員でも3ヶ月で月3万円を達成できるよう、プロセスを組んでいます。
自分なりの試行錯誤を加えながら、ぜひ参考にして実際に行動してみていただければと思います。
0ヶ月目|Webライターとしての自己紹介を作ろう
0ヶ月目、つまりスタートはWebライターを名乗るところから始めましょう。
スマホのメモでもSNSでも構いません。Webライターという肩書きを添えて、簡単なプロフィールを作ることから始めてください。
【自己紹介】
名前:〇〇
経歴:2020年 ブログ運営|2022年 フリーランスとして独立
実績:企業にて広告文を担当
一言:わかりやすく丁寧な文章を心がけています。〇〇での業務経験を活かし、〇〇での分野に精通した専門的な記事を書くことも可能です。よろしくお願いします!
正直、最初の頃はライターとしての実績がないため、持てるスキルと意気込みを自己紹介に盛り込むだけで良いと思います。
勤務中の会社やこれまでの経験職種を書いても良いでしょう。
「初心者です」「未経験です」とわざわざ書かないことがコツ!
初心者に自社の大切な業務を任せたいと思うクライアントさんは、あまりいません。
あとは案件に応募する際に、案件に沿った応募文を書くことができれば受注率は格段に上がります。
まずは心意気、熱意が大切です。
それから、本を買ったり動画を見たりしてライティングを学びましょう。個人的には書籍で学ぶのがおすすめです。
- デジタルで読むよりも、紙の方が記憶に残りやすい
- 書き込みがしやすい
1ヶ月目|基礎を学んで最初の1件を受注する
自己紹介文を作ったら、実際にライティングを学びながら最初の案件を受注するために行動していきます。
最初は「クラウドワークス」や「ランサーズ」などに登録して、クラウドソーシングで案件を探していきましょう。
それと並行して、気になる文章術の本やSEOに関する本を3〜5冊ほど購入し、通勤時間や休憩時間に読みながら実際に文章を書く練習をすると上達が早くなります。
2,000〜3,000文字程度の記事を自分で書いてみましょう。それをポートフォリオにして、「こんな記事が書けます!」とクライアントさんにアピールできる材料にしましょう。
記事を作成する時、AIに助けてもらっても良いですが、そのままコピペをしたり全てを任せたりするのはNGです。あくまで補佐的な役割として構成の案を聞いたり、日本語が合っているか否かの確認をしたりするだけに留めます。
まずは「初心者(未経験者)歓迎!」が付いている案件でも可。自分でもできそうだなと思う案件に片っ端から応募していきましょう。たとえば、あなたが旅行好きなのであれば地域の情報を簡単にまとめるレビュー記事の作成や、美容が好きなのであれば特定の商品の紹介文を書くなどといった例が挙げられます。
案件に応募し、テスト記事や面談を通して見事受注できれば、いよいよ記事の執筆です。初めはあらかじめクライアントから構成をもらったり、簡単なレビュー記事だと思うので、自分なりに情報を調べて本文を書いてみましょう。自分の書いた記事が読みやすいか否かは、友人や家族に読んでもらって感想をもらうことでわかります。
記事が完成したら、納品します。納品前に修正が入るかもしれませんが、クライアントからのフィードバックは良い勉強になります。落ち込むとは思いますが、修正をこなしてきちんと納品しましょう。私はいまだに赤ペンを入れられると落ち込みますが…笑
実際に報酬を受け取ったら、書いた記事をポートフォリオとして公開しても良いかクライアントさんに確認してみてください。OKであれば、早速、実績として記載しましょう。その実績をひっ提げて、次の案件に向かいましょう。
できれば一件受注し、納品までいけたら良いですね。
正直、このサイトを読んでいる人ならば、すでにSEOの知識もライティングの知識も最低限は確保できていると思います。


Webライターになるぞ!と心に決めた時がスタート地点だとすると、いつでもWebライターになれるということです。
2ヶ月目|実績を増やして継続案件を獲得する
2ヶ月目は、1ヶ月目に行ったことを繰り返します。
案件に応募しながら勉強をし、記事を書いてポートフォリオにする。ポートフォリオとして公開できる記事がない場合は、自分で書いた記事のURLを貼っておきましょう。
また、どんなテーマで記事を書いたのか、執筆したテーマ・ジャンルや記事の種類を記載しておくと良いです。
1ヶ月目
【自己紹介】
名前:〇〇
経歴:2020年 ブログ運営|2022年 フリーランスとして独立
実績:企業にて広告文を担当
一言:わかりやすく丁寧な文章を心がけています。〇〇での業務経験を活かし、〇〇での分野に精通した専門的な記事を書くことも可能です。よろしくお願いします!
2ヶ月目
【ポートフォリオ】
名前:〇〇
経歴:2020年 ブログ運営|2022年 フリーランスとして独立
実績:建築業者様のコラム執筆|美容サイトのSEO記事執筆|企業にて広告文を担当
できること:SEOライティング|コラム執筆|構成作成
書いた記事:https://〇〇/.
一言:わかりやすく丁寧な文章を心がけています。どのような分野でも丁寧に調べ上げて記事に落とし込みます。特に、美容・建築・暮らしのジャンルが得意です。よろしくお願いします!
このようにポートフォリオを充実させていき、案件を獲得しやすくしていきます。
2ヶ月目に入ったら、継続案件も狙ってみましょう。



継続案件とは、中長期で仕事をもらえる案件のこと。クライアントさんとの関係を構築しやすく、文字単価を上げやすいのも特徴です。
- 1ヶ月目よりも高単価な案件(目標:文字単価1円)
- 継続案件
案件を選ぶときに、文字単価や継続の有無などを意識して探してみましょう。
案件への応募は通勤途中や休憩時間にもできるため、ぜひ1週間に10件の応募を目指してやってみてください。
3ヶ月目|継続案件を軸に月3万円を目指す
3ヶ月目は、継続案件または単発でも高単価な案件で月3万円を目指していきます。
Webライターの収入は、大まかに考えると下記の式で決まります。
収入=単価×仕事量
逆算してみましょう。
たとえば1記事3,000円なら、月3万円には10記事必要です。
一方、1記事6,000円なら5記事で3万円になります。文字単価が2円で3,000文字の記事なら、1記事6,000円です。これなら1週間足らずで書ける気がしませんか?
仮に6日(平日×5日間・休日×1日間)に1記事納品するとすれば、30日間で5記事納品できます。6,000円×5記事=30,000円という具合です。
これを実現するには、やはり案件選びが重要であり、そのうえで仕事を受注する必要があります。
自分ができる範囲で高単価な案件を目指しつつ、クライアントさんとの関係構築を大事にしていきましょう。
初心者ライターが仕事を受注するコツ


どのような案件でも、Webライター初心者が仕事を受注するにはハードルがあります。
最初の一件からその後の案件を受注するには、どうすれば良いのでしょうか。
この章では、初心者ライターが仕事を受注するコツをお伝えしていきます。月に3万円を目指すのであれば、必須スキルといえますので、ぜひ参考にしてください。
プロフィール・ポートフォリオを整える
未経験でも初心者でも、「この人は良い文章を書けるんだ」とクライアントに理解してもらえれば、仕事をもらうことは難しくありません。
まずは自分で書いてみた記事をポートフォリオとして提示し、そのうえで会社員としての経験や職種、文章を書く上で気をつけていることなどを書いてみましょう。
- 名前
- 経歴
- 実績
- 実際に書いた記事のURL(ポートフォリオ)
- できること(構成作成・KW選定・タイトル作成)
- 得意ジャンル
- 一言(文章を書く上で気をつけていることや熱意)



プロフィールは、ライターの名刺のようなものですね。
プロフィールを充実させることで、クライアント側は依頼したい案件との相性を確認できます。この人になら任せても大丈夫そうだな、と思ってもらえるようプロフィールとポートフォリオはきちんと整えておきましょう。
ただし、必要のない情報まで盛り込んでしまうと、わかりにくいプロフィールになってしまいます。
ライターとしては関係のない情報を盛り込んで無駄に長いプロフィールにしてしまうと、その時点でクライアント側は読むのを辞めてしまいますし、読んだとしても依頼する気はさらさら無くなっているでしょう。
ライターとして仕事をする以上、プロフィールの時点で文章力やまとめる力を見られています。
情報をうまくまとめ、読みやすいプロフィールに仕上げて、受注率を上げましょう。
営業文に力を入れる
案件へ応募するときに、毎回同じ営業文を送るのはおすすめしません。
もちろん、自分の経歴など共通する部分はテンプレート化して問題ないでしょう。
しかし、ポートフォリオや志望動機などは、その都度クライアントの募集要項やサイトを見て決めることをおすすめします。
クライアント側に立って考えればすぐにわかりますが、定型文を送ってきているような人に、自分の大事なサイトの執筆を任せたいとは思いませんよね。



私も初心者の頃は、定型化した営業文しか送っておらず、仕事を取れない時期が続きました。
実績も少ない初心者や未経験者が仕事を獲得するためには、営業文にしか見せどころがないと言っても過言ではないのです。
だからこそ、一つひとつの案件に誠意を持って営業しなければならないのです。
その案件を、自分だからこそ依頼する価値があると示すことができれば、ライター歴なんぞ関係なく仕事は取れます。
たとえば住宅メディアの募集なら、単に「住宅記事を書きたいです」と伝えるよりも、住宅業界で働いた経験や住宅に関する知識を具体的に提示した方が、自分を採用する理由が伝わります。
営業文は、「私を採用すると、こんなメリットがありますよ」というのを伝える文章を考えてみてください。
クラウドソーシングと直営業を組み合わせる
私もWebライターとして活動し始めた当初は、クラウドソーシングをメインに仕事を探していました。
クラウドソーシングは案件を探しやすく、初心者でも比較的容易に仕事が取れます。
ただし、手数料があるため、純粋に文字単価1円の案件でも、0.7円や0.6円などになってしまうケースが多く、稼ぎたい人には長くおすすめできる場所ではありません。
あくまでもクラウドソーシングは取っ掛かりとして使い、継続案件を受注でき、信頼関係が構築されたら直契約(クラウドソーシングを通さない契約)を提案してみましょう。
仲介手数料や振込手数料がかからないため、企業との直接契約は稼ぎやすくなります。また、企業側も直接契約のほうが余計なコストがかからないため、単価を上げやすくなります。
そのため、クラウドソーシングを使いながら継続案件を探しつつ、直接企業に営業をかけることにもチャレンジしてみましょう。
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- SNS
- Webメディアのライター募集
- 企業への直接営業
- 知人からの紹介
会社員が月3万円を最短最速で目指すなら「案件選び」を重視しよう


副業Webライターとして月3万円を目指すなら、「何件応募するか」と同じくらい「どんな案件を受けるか」が重要です。
初心者の頃は、仕事を取れるだけで嬉しいものです。
しかし、受注できるようになってきたら、すべての案件へ応募するのではなく、自分に合った仕事を選ぶ視点も持ちましょう。
ここでは、会社員が最短最速で月3万円を達成するための案件選びについて解説していきます。
ぜひ参考にして案件選びをしてください。
文字単価だけで選ばないようにしよう
Webライターの案件では、「文字単価1円」「文字単価2円」などの条件が提示されることがあります。
当然ですが、月3万円を達成したい人であれば、文字単価が高ければ高いほうがいいですよね。
ただし、文字単価だけで案件の良し悪しを判断することはできません。同じ3,000文字の記事でも、業務内容は案件によって異なります。
比較するときに確認したい主な業務は、下記のとおりです。
- キーワード選定
- 構成作成
- リサーチ
- 執筆
- 画像選定
- WordPress入稿
- 装飾
- 修正対応
文字単価2円でも、すべての工程を担当して8時間かかる案件と、文字単価1.5円でも得意分野で2時間程度で終えられる案件では、後者の方が時間あたりの収入は高くなる可能性があります。
そこで意識したいのが、下記の方程式。
報酬÷作業時間=実質時給
例1:6,000円÷6時間=¥1,000/時間
例2:6,000円÷2時間=¥3,000/時間
会社員の副業では使える時間が限られているからこそ、文字単価だけでなく「この仕事に何時間かかるのか」まで考えましょう。
自分の経験を活かせる案件を選んでみよう
Webライターをするうえで、会社員は最強の武器を一つ持っています。
それは、本業での経験です。
Webライターとして初心者だからといって、これまでの人生まで初心者になるわけではありません。
営業職なら営業や顧客対応について書けますし、コミュニケーションについても書けるでしょう。製造業で働いているなら、製造現場について理解しているため、濃い記事が書けると思います。
経理担当者なら会計、エンジニアならIT、子育て中なら育児など、これまでの経験を文章に活かせます。
私自身もSEO記事だけでなく、Webサイト、取材、ホワイトペーパーなどさまざまな文章を書くなかで、それまで経験してきた仕事や知識が役立つ場面を感じてきました。
「Webライターとして何を書けるだろう?」と考えるだけではなく、「今までの人生で、私は何を経験してきただろう?」と考えてみてください。
そこに、自分だから受注できる案件が隠れているかもしれません。
そして、そのような案件に恵まれたら、自分では思ってもいなかったほど重宝されます。その業界にちょっと詳しいくらいでも、文章を書けるちょっと詳しい人は珍しいです。
ぜひ、本業での経験を活かして案件を選んでみてください。
「実績になる案件か」も考えてみよう
初心者のうちは、目の前の報酬だけで仕事を判断しないことも大切です。
たとえば報酬が同じ2つの案件があったとします。
一方は、記事が非公開で実績として掲載できない案件。もう一方は、記名記事として公開され、SEO記事の構成から経験できる案件。
将来SEOライターとして仕事を増やしたいのであれば、後者の経験が次の営業材料になる可能性があります。
もちろん、実績として公開できるかどうかは契約条件やクライアントの許可を必ず確認してください。
案件を選ぶときは、「この仕事を5本経験したあと、自分に何が残るだろう?」と考えてみるのがおすすめです。
初心者のうちから文字単価に縛られず、実績ベースやスキルベースでの選び方ができると将来的にも長く活躍できるWebライターにな流と思います。



実際に長くやっているWebライターさんは、文字単価だけでなく、実績やスキルベースで考えている方が多い印象です。
月3万円達成の要!継続案件の取り方
Webライターで月3万円を“一度” 稼ぐだけなら、単発案件を複数受注して達成できることもあります。
しかし、継続的に月3万円を稼ぎ続けるには、継続案件が重要となります。
継続案件であれば信頼関係を構築しやすく、単価交渉がやりやすくなり、新規営業よりも効率が良くなるのもメリットです。
- クライアントと信頼関係を構築しやすくなる
- 企業側の執筆ルールや文体に慣れたら記事を書くスピードが上がる
- 営業に時間を割かなくても良くなる
- 単価交渉を行いやすくなる
- 本文だけを書くライターから、構成作成や取材記事などの仕事の幅が広がる
- ライターからディレクター(管理する側)になれる可能性がある



継続案件が受注できるようになると、効率的に稼げるようになります。会社員にとっては非常に強い味方になりますね。
では、月3万円の要である継続案件は、どのようにして獲得するのでしょうか。その方法を解説していきます。
継続が前提の案件に応募する
案件を探す段階から「継続案件」であることを確認し、応募しましょう。
募集文に「長期継続」「月○本」「継続依頼あり」などと記載されている案件であれば、単発案件よりも翌月以降の仕事につながる可能性があります。
たとえば、1記事6,000円の仕事を毎月5本依頼してもらえれば、それだけで月3万円です。
毎月10社へ新規営業するよりも、信頼関係のあるクライアントから定期的に仕事を受けられる方が、会社員には続けやすいでしょう。
初回納品で期待値を少し超える
継続案件を獲得するためには、最初の仕事でクライアントの期待を超えることが重要です。
しかし「期待を超える」といっても、独自に入手した情報を入れたり、追加で文章を書いたりする必要はありません。それは返ってクライアントの望まない方向に進んでしまっています。
では、期待を超える記事とは何か。それは、確認に手間を要しない文章のことです。
たとえば私が意識していたのは、下記のようなことです。
・納期に余裕を持って納品する
・指定されたレギュレーションを守る
・情報源を明確にする
納期に余裕を持って納品することで、クライアントは確認する時間をたっぷりと取ることができます。レギュレーションを守れば、赤ペンを入れる手間を省かせることができます。
情報源を明確にすることで、その情報の正誤を容易に確認できます。
こうした基本的なことを積み重ねることで、「次もこの人にお願いしたい」と思ってもらえる可能性が高まるのです。
案外作業に慣れてきたライターほど、これらの基本的なことを疎かにしがちなので、初心者のうちから丁寧に作業することでクライアントに信頼されるようになります。
クライアントと良好なコミュニケーションを図る
Webライターは文章を書く仕事ですが、文章力だけで完結する仕事ではありません。
クライアントとのやり取りも仕事の一部です。
Webライターは基本的にオンラインで在宅なので、やり取りはメールオンリーのところが多かったり、会ってもオンラインで一度面接するくらいだったりします。
そのため、ライターのコミュニケーションはメールでのやり取りを指します。



メールでのやり取りが多い会社員の方なら想像しやすいかもしれませんね。
スムーズな返信、余裕のある納期、齟齬を防ぐ確認、修正の対応、どれもきちんとこなしていれば問題ありません。
どれも当たり前に見えることですが、継続して仕事をするうえでは重要です。
特に修正を受けたときは、指摘された部分だけ直して終わるのではなく、「なぜ修正されたのか」を考えてみましょう。同じ指摘を次の記事で繰り返さなくなれば、クライアント側の確認負担も減らせます。
文章が上手なライターだけでなく、仕事を任せやすいライターになる。これは継続案件を増やすうえで、大切にしたい考え方です。
Webライターとして月3万円を稼ぐのに最低限必要な知識4つ


お金を受け取って文章を書く以上、初心者だろうと何だろうと、良い記事を書かなければならないのは同じです。
ただ、勉強ばかりで案件に応募しないのは、本末転倒。実際にやって覚えていくというのも勉強の一つなので、最低限の知識を押さえたらレッツ・トライです。
ここでは、初心者Webライターが特に意識したい4つの知識を紹介します。しっかり覚えて仕事に生かしてください。
其の一:SEOの基礎
Webライター案件では、SEO記事を執筆する機会が多くあります。
SEOとは、検索結果の上位を目指すための文章術のことです。
SEOのことを何となく知っている人だと、よく「キーワードをたくさん入れる文章」だと勘違いしている人がいます。
ただし、SEOライティングは「キーワードをたくさん入れる文章」ではありません。
Googleも、検索エンジン向けに作るのではなく、読者にとって有用で信頼できるコンテンツを作ることを推奨しています。また、検索する人が使う言葉をタイトルや主要な見出しなどに自然に配置することを基本的なSEO施策として挙げています。
初心者Webライターなら、まずは下記の考え方を理解しておきましょう。
・検索キーワード
・検索意図
・タイトル
・見出し構成
・一次情報
・内部リンク
すべてを完璧に覚える必要はありません。
「このキーワードを検索した人は、何を知りたいのだろう?」と考えるところから始めてみてください。



SEOライティングの基礎は、下記の記事で解説しています。初心者の方には必須科目ですので、ぜひ参考にしてください。


其の二:「てにをは」の使い方
「てにをは」とは、文章の意味や言葉同士の関係を示す助詞を指す表現です。
「て」「に」「を」「は」だけではなく、「が」「へ」「と」なども含めて考えられます。
助詞が変わるだけで、文章の意味やニュアンスが変化することがあります。
たとえば、下の二つの文章を比べてみてください。
A君にやってもらった。
A君がやってもらった。
どちらも文法的に成立しますが、意味が異なります。
「A君にやってもらった」は、自分がA君に何らかのことをやってもらったという受け身になっています。要はA君がやってくれた側です。
一方で「A君がやってもらった」は、A君が誰かしらに何かをやってもらった側になっています。
Webライターとして記事を書くなら、感覚だけで文章を書くのではなく、助詞の意味を考えながら書きましょう。
其の三:重複表現を避ける
Webライター初心者によくある間違いが、意味の重なった表現です。
たとえば、下記のような表現があります。
| 修正前 | 修正例 |
|---|---|
| まず最初に | まず/最初に |
| 違和感を感じる | 違和感がある/違和感を覚える |
| あらかじめ予約する | 予約する/あらかじめ申し込む |
| 約10人ほど | 約10人/10人ほど |
「まず」と「最初に」は同じ意味で、重複しています。
違和感は、感じていることなので、その直後に「感じる」がくると重複になります。
最も有名なのは、「頭痛が痛い」ではないでしょうか。
これを聞くと「そんな間違いはしないよ」と鼻で笑うかもしれませんが、案外重複表現を使っちゃっている人は多いはずです。
会社員の方でもよくあるこの間違いは、意識して直していかないと、これまでの癖で使ってしまうでしょう。
納品前には文章を最初から読み直し、「同じ意味の言葉を重ねていないか」を注意深く確認してみてください。
其の四:文章のねじれをなくす
文章のねじれとは、主語と述語などの関係がおかしくなり、文として意味が通りにくくなる状態です。
文章が長くなるほど、自分でも気づかないうちにねじれやすくなります。
たとえば、下記の文章を見てください。
私がWebライターをおすすめする理由は、パソコンがあれば始めやすいと思います。
前半ではおすすめする理由を説明しているのに、後半では「パソコンがあれば始めやすいと思う」と感想になっていますよね。
下記のように直すと自然です。
私がWebライターをおすすめする理由は、パソコン1台あれば誰でも始めやすい仕事だからです。
文章を書き終えたら、主語と述語が対応しているか確認しましょう。
一文が長くなった場合は、二文に分けるだけでもねじれを防ぎやすくなります。
これを知っているといないとでは、文章の良し悪しが大きくかります。ぜひ注意して文章を書いてみてください。
Webライターとして月3万円を稼ぐために必要な「時間と業務量」


月3万円を目指すなら、「実際にどのくらい書けば3万円になるのか」を知っておきましょう。
文字単価制の案件を例に、3,000文字の記事で単純計算すると下記のとおりです。
| 文字単価 | 月3万円に必要な文字数 | 3,000文字の記事なら |
|---|---|---|
| 0.5円 | 60,000文字 | 20本 |
| 1円 | 30,000文字 | 10本 |
| 1.5円 | 20,000文字 | 約7本 |
| 2円 | 15,000文字 | 5本 |
※税金、クラウドソーシング等の手数料、経費などを考慮しない単純計算です。実際の報酬体系や業務範囲は案件によって異なります。
表を見ると、文字単価0.5円と2円では必要な文字数に4倍の差があります。
しかも、Webライターの仕事は文字を入力する時間だけではありません。
記事を納品するまでには、下記のような業務が発生します。
- レギュレーション確認
- リサーチ
- 構成作成
- 執筆
- 推敲
- 画像選定
- 入稿
- 修正対応
仮に3,000文字の記事を書くのに、リサーチから納品まで3時間かかるとします。月10本なら約30時間です。1ヶ月を4週間とすれば、週7〜8時間ほど必要になります。
文字単価1円の3,000文字/記事を10本書く場合、週7〜8時間の時間で月3万円を達成できます。
一方、文字単価が0.5円の場合だと、同じように1記事3時間で仕上げても必要な作業時間は倍の60時間になります。すると週に15時間を確保しなければ、月3万円を達成できません。
| 比較項目 | 文字単価1円 | 文字単価0.5円 |
|---|---|---|
| 1記事の文字数 | 3,000文字 | 3,000文字 |
| 1記事の報酬 | 3,000円 | 1,500円 |
| 1記事の作業時間 | 3時間 | 3時間 |
| 月3万円に必要な記事数 | 10本 | 20本 |
| 月間作業時間 | 30時間 | 60時間 |
| 週間作業時間 | 7.5時間 | 15時間 |
つまり、「月3万円には毎日○時間必要」と一律には言えません。
文字単価、記事の難易度、執筆速度、担当範囲によって必要な時間は大きく変わります。
だからこそ会社員は、時間効率も含めて案件を選んでいかなければならないのです。
会社員×Webライターが3ヶ月で月3万円を稼ぐための時間管理


会社員が副業Webライターを続けるうえで、大きな壁になるのが時間です。
本業が終わってから、毎日2〜3時間書けばいい。言葉にすると簡単ですが、実際の生活はそこまで単純ではありません。
残業する日もあれば、疲れている日もあります。家事や育児、家族との時間も必要です。
だから私は、「毎日書かなければならない」と考えなくてもいいと思っています。
本業がある日に無理して書かない
本業で疲れ切った日に、無理して文章を書く必要はありません。
集中できない状態で3時間パソコンに向かうより、今日は休んで休日の午前中に2時間集中した方が進む人もいるでしょう。
大切なのは毎日書くことではありません。
クライアントと約束した納期までに、必要な品質の記事を完成させることです。
会社員としてWebライターをするなら、本業のパフォーマンスを落としてまで案件数を増やす必要はないと私は考えています。



継続は力なり。だからこそ無理をしちゃダメだと思います。
細切れ時間はリサーチ、まとまった時間は執筆に使う
ライティングには、集中力が必要な作業と細切れ時間でも進めやすい作業があります。
たとえば、短い時間でも取り組みやすい作業は下記のとおりです。
官公庁などの資料を探す
参考ページを保存する
見出しごとの情報を整理する
記事に使えそうなデータをメモする
こうした準備を平日に済ませておけば、休日のまとまった時間にすぐ執筆へ入れます。
細切れ時間とまとまった時間を使い分けることで、限られた副業時間を活用しやすくなります。
納期から逆算して「書く日」を決める
会社員の副業では、納期だけをスケジュールへ登録するのではなく、「いつ記事を書くか」まで決めるのがおすすめです。
たとえば日曜日が納期なら、土曜日に書き始めるでは遅すぎますよね。リサーチや構成作成、執筆といった諸々の工程を逆算してスケジュールする必要があります。
たとえばリサーチから本文執筆までの依頼であれば、下記のように設定します。
【納期1週間】
日曜日:リサーチ
月曜日:リサーチ(予備日)
火曜日:構成作成
水曜日:執筆(できたら)
木曜日:執筆
金曜日:執筆
土曜日:執筆・推敲・提出
日曜日(納期):推敲・提出(予備日)
このように余白を作っておけば、予定外のことが起きても対応しやすくなります。
副業だけを中心に生活できない会社員だからこそ、ギリギリのスケジュールを組まないことが大切です。
予定通りに進まなくても余裕ができるスケジュール感にすると良いでしょう。



このスケジュールの立て方は、実際に私もやっている方法です。
注意!会社員は本業も私生活も大切に!


会社員がWebライターで月3万円を目指すなら、忘れてはいけないことがあります。
副業のために、本業を疎かにしないことです。そして、生活習慣を壊してもいけません。
睡眠時間を極端に削ったり、本業中に副業をやったりなどしてパフォーマンスを下げるのは言語道断です。
また、生活習慣が狂って体調不良になるのも良くありません。
これでは、何のために副業を始めたのかわからなくなってしまいます。
厚生労働省の副業・兼業に関するガイドラインでも、長時間労働にならないよう留意する必要性が示されています。また、副業・兼業では安全配慮、秘密保持、競業避止などにも注意が必要です。参考:厚生労働省
会社員が副業を始める場合は、勤務先の最新の就業規則や副業に関する社内ルールも確認しておきましょう。
ただ、副業禁止だからといって副業をしないのは、個人的にはもったいないと思います。



副業は確定申告の際に住民税を「自分で納付(普通徴収)」にすればバレません。
私が目指したいのは、Webライターになるために会社員生活を犠牲にする働き方ではありません。
会社員として働きながら、無理のない範囲で文章というもう一つの仕事を育て、副収入でより豊かな暮らしをすることが目的です。
ぜひ、本来の目的や自分の目標を見失わずに、Webライターと会社員を両立してください。
Webライター3ヶ月で3万円|よくある質問
最後に、副業Webライターとして月3万円を目指す人が疑問に感じやすいポイントをまとめます。
会社員の収入以外に月3万円あったら何する?


最後に、一つだけ考えてみてください。
会社の給料とは別に、毎月3万円あったら何をしますか?
「欲しかったものを買う」「家族と少し良いものを食べに行く」「旅行へ行く」「貯金・投資する」などなど、人によって答えは違うでしょう。
Webライターで月3万円を稼ぐ目的は、「月3万円」という数字を達成することだけではありません。
その先にある“欲望”を叶えるためでもあります。
3ヶ月で3万円を稼ぐのは簡単なことではありませんが、今日の記事の通りにやれば確率は上がります。
まだWebライターとして仕事を受注したことがない人は、まずはポートフォリオに載せられる記事を1本書いてみてください。
すでにポートフォリオがあるなら、自分の本業やこれまでの経験を活かせそうな案件を3件探してみましょう。
応募できそうな案件が見つかったら、営業文を整えて1件応募してみてください。













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